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2章:君の場合 (2/93)

ブーブーブー…

家に帰ってきて
一息つくとケータイが鳴った

着信:ありさ

何となくありさの用件は
予想できた。

『もしもーしっ』
『ゆま?まだ皆と一緒?』

『ううん。ちょうど帰ってきたところだよ』

『ふーん…』

『……』

『……』

変な沈黙が流れた時やっぱりなって思った。

『トモの事なら平気だよ?』

別にムリなんてしてなくて。
強がってる訳でもなくて。
うん。ホントに平気だったから。

『えっ!?知ってるの?…彼女いるって……』

言いずらそうに最後の方声を小さくしたありさ。

『うん。知ってる。まりこちゃん、いい子そうだね』

『…もしかしてトモと彼女が二人でいるところ遭遇しちゃった?』

『遭遇しちゃったって言うより、途中から一緒に屋台回ったんだ』

『…マジ?…ごめんっ!!トモに彼女がいたなんて知らなくて。』

電話越しにでもわかるくらい、ありさの申し訳なさそうな顔が浮かんだ。

『トモの事好きだけど、違う好きだったみたい』

『どういう意味??』


あたしは今日の出来事
一部始終を話した。
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春夏秋冬 ©著者:ゆま

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