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1章:私の場合
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アレはもうすぐ今年も終わりを迎えようとしている、そんな時だった。
『…ゆま?』
うん。
わかってる。
今言わなくちゃ――…
いつ言うの?
今言わなくちゃ――…
あと何回
繰り返すの??
『おーいっ。ゆまちゃん?』
和希はあたしのホッぺを軽くつねっていつものようにふざけてみる。
重苦しい雰囲気が嫌いな和希
わかってるよ?
…でも
ねぇ。
これが最後だからさ。
だからちゃんと言わせて
『――…あのねっ』
和希の手を振りほどいて
和希の顔をゆっくり見上げた
ゆっくり深呼吸をして
ゆっくり話し出す
『あたし、…あたしさ、和希を友達として見た事一度もないんだ』
いきなりの話にきょとんとする和希
『あ〜…わかってるよ?和希が友達としてしか見てないって事。だから、付き合ってとか言うつもりじゃなくて…今日は…』
今日は…
“バイバイ”
しに来たはずなのに
な…んで。
何で言えないんだろう
…本当にこれで最後に
しようと思っているのなら。
思い切りぶつかって
思い切り砕ければ
いいじゃない。
ねぇ。
――…あたしは。
この期に及んで
いったい
何に期待しているの?
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春夏秋冬 ©著者:ゆま
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