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1章:土曜のVIP (1/4)

1章:土曜のVIP

2003年5月


「ヴォンヴォン」と辺りの人間に何かを訴えかけるよーな爆音。
どこからみても、違法だとわかる改造車。

ギャングを意識した、自分の2周りはある服をダボダボに着た集団。

毎週土曜の夜、大通からすすきのにかけて、チーム看板をつけた改造車が集まり、集会を行っていた。

それぞれのテリトリーを持ち、その一つチームに俺らも所属していた。テリトリーでは、「何をやっても許される」そんな有り得ない法律を自分らで決め、信じ、土曜を特別な日として、過ごしていた。
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初代札幌G??? ©著者:dqn

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