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18章:もう一人の私
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18章:もう一人の私
次の日から普通に美容師の仕事をしていた。
昨日の出来事を思い返すとなんだか夢だったような気がする!まさか私が週末にあの店で働いていると思うと不思議でたまらない!
ずっとずっと美容師一本で頑張ってきたから、他にバイトすらした事がなかった。
初めてする違う仕事。
考えちゃうと不安になるけど少しだけ楽しみ。
…そんな事を考えながら仕事をしていた。
そしてあっという間に週末になる…。
今週は二連休なので2日出勤する事になっていた。
(月に二回隔週で二連休になるお店なのでその時に帰って出勤する事にしました!)
横浜に向かう当日。
昼過ぎまで部屋でゴロゴロしてから支度をして横浜に向かった。
雅也からは電話がきて、出勤前に話もあるからご飯を一緒に食べようと言われた。
電車に乗り込みMDプレイヤーで音楽を聴く(古いね(笑)
横浜まではなかなか長い時間だけど、こうして好きな音楽を聴きながら目を瞑りいろんな事を考える時間は凄く好きだった。
考える事は今日の仕事の事。
弘毅さんから教えて貰ったお酒の作り方や接客の仕方などを思い出してイメージしていく…。
そうこうしているうちに横浜に着いていた。
電車をおりてすぐに雅也に電話をした。
雅也はキャッチをしながら待っていたようだった。
雅:おつかれ!着いた??今なにぐちにいるの?
清:んー。たぶん西口!
雅:了解〜!迎えいくよ。
そして改札のあたりで待っていると雅也がすぐに来てくれた。
雅:きよみちゃん!待ってたよ!長旅疲れてない??
清:うん(笑)大丈夫だよ!
雅:そっか。…それより何食べたい??
清:う〜ん…。麺類!!!
雅:麺類??色々あるけど(笑)
清:雅也君のオススメなんかないの??
すると少し考えて…
雅:パスタとかでも平気??
清:うん!!いいね!食べたいっ!
そう言うとビルの上にある一軒のお店に連れていってくれた。
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光と闇 ©著者:erina
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