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16章:崩壊 (1/11)

16章:崩壊

その日から 2人とも奥さんが探偵を雇ったと信じ込みビクビクしながらの生活になる。

亮も私のアパートにご飯を食べにきて、少ししたら帰るという日がつづく…

私が亮の家に行く時もアパートの裏側から出てこそこそと隠れながら歩いた。

お互い精神的にいっぱいいっぱいだった。

それからの亮はだんだん私に対しても素っ気なくなり、冷たい態度を取るようになっていく…。

そんな私も、自分の思うようにいかずに亮に気持ちをぶつける日が続いた…。


そんな2人は、この日も大喧嘩をしていた。


亮:…だから、しばらく会わない方がいいし、俺も一人になりたいんだ…。


清:なんで?約束が違うじゃん!
私だって亮と一緒になろうって、…そう決めてこっちに来たのに、一人になる事なんて耐えられないよ!


亮:今は色々と考えたいんだよ。子供の事も今の自分についても…


清:は?なんでいまさら子供の事が出てくるの?
おかしくない?
そんな事 私がこっちに来る前に考えておくべきじゃないの?


亮:…そうかもな。でも今になってようやく自分を見つめる事が出来るようになった。だから一人になってよく考えたいんだよ…。


清:…じゃぁ 私はどうするの??自分の気持ちって言うけど、亮と一緒になりたくてこっちに来た私はどうすればいいの??


亮:……帰りたければ帰ればいい。それはきよの自由だよ。



………………
一瞬私の中で時間が止まった。
亮の口から想像の出来ない言葉が出たから……
胸に殴られたような強い衝撃が走った…


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光と闇 ©著者:erina

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