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14章:優越感
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14章:優越感
そして……
連絡も無くあれから2日がたった。
私は色のない世界を生きていた。
唯一仕事を忙しくしている時だけ気が紛れる。
あとは…別になにもない…
なにも感じないし、何もしたくない。
携帯を常にチェックする
少しでも時間があれば亮からメールが入っているんじゃないかと期待して開く。
着信メール 0件
なんどこの文字を見ただろう。
見るたびに胸がズキッと傷んだ…。
だけどその日の夕方に亮からメールが届いた。
『今日 夜電話する!』
!!!
私はメールを見て泣きそうになった。
よかった!!!
また亮とお話出来る!!
安心して身体の力が抜けてく…。
もしかしたら、亮からもう連絡は来ないんじゃないかと思っていた。
とりあえず亮の声が早く聞きたい!!!
その一心で仕事を頑張った。
そして仕事も終わり、私は一目散に家に帰った。
テレビも付けずに亮からの連絡を待つ……。
そしてようやく携帯が鳴った!!!
亮:きよ!仕事おつかれ。
清:ぅ…ん。亮も…おつ…かれ。
私は亮の声を聞いた瞬間に涙が溢れる…
亮:きよ??どした?
泣いて…る??
清:だってっ……
だってもう…亮の声聞けないかもって…思ったから………
亮:なんで聞けなくなるんだよっ。
そんな事ある訳ないだろ??
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