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4章:日常
あれから私は仕事に集中した。
出来れば早く阿蒼君の事を忘れたかった。
でも、まぁーよくある甘酸っぱい恋愛ってやつをしたのかな??なんて前向きに考える。
先輩Aも心なしか 寂しそうな感じがする。
そういえば最初の方にも書きましたが、私にも一応彼氏がいたわけで…。
なので私生活は変わる事はなかったし、そのままなんとなく阿蒼君が現れる前の日常に戻ろうとしていた。
ちなみに阿蒼君に片思い真っ最中の時は だいぶ彼氏も疑ってました!
『なんか最近へんだよっ』とか 『浮気してない?』とか!
でも 仕事と練習が今凄く忙しくて疲れてるんだよ!
なんて誤魔化してたり。
倦怠期に入ってるとかいったりしてた。
そんな感じで日々仕事に練習にとどんどん月日が流れていった。
そして一年半ほど過ぎた頃。
この頃になると、阿蒼君の事は本当に 甘酸っぱい思い出になっていた。
仕事も少しづつお客様に入客出来るようになり、後輩も出来た。
そしてなりより彼氏が変わっていた。あの彼氏とは約3年付き合ったけど破局をむかえた。
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