三年生の時、転機が訪れた。

毎月買っていたギャル雑誌からお声がかかり、読者モデルになった。

散々私が化粧したり、
髪を染めて巻いたり、
カラコンをしたり、
説教しかしなかったお父さんが、頑張れと言ってくれた。

反抗期だし、元々家にあまり帰ってこないし会話もあまりしたことなく、素直にありがとうなんて言えなかったけど、

見返してやった！

ってその時心の中で
ガッツポーズした。



これを期に、今までこそこそしていた化粧もヘアスタイルも思い切りできるようになった。
すごく、嬉しかった。