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9章:ダム
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9章:ダム
ダムの周回に赤色の鳥居がある。
この鳥居をくぐり抜け階段を上がると、何かを祀っている小さな祭壇がある。
小さい頃から、夜に行っては行けない所を、いくつか聞いていた。その内の一つがダムである。
中学を卒業し高校生になると、夜に行動する事が増え、よく友達の家に泊まりに行っては、いろんな所に探検に行っていた。
夏休みに入り、俺達は夜に行っては行けないと言われた場所に行く事に決めた。
何ヶ所は行ったが、何も起こることはなかったが、最後にダムの周回を回る事にした。
一周2kmくらいの距離だから、どうって事ないと思い、みんなで歩いて居ると、後ろから誰かにつけられてる気配を感じた。
歩くと足音が聞こえ、止まると、ピタッと止まる。
俺達は勘違いだろうと思い歩き出すと、次第に足音が増えていく。
何かやばい。
俺達は、早くダム抜けようと走りだした。しかし足音は、どんどん増え俺達の後をついてくる。
怖くなった俺達は、あと何百mという距離を猛ダッシュし抜け出た。だが、足音はついてくる。
「もう駄目だ。」と思った時……
足音が聞こえなくなった。
「あれ?」
と思い、後ろを振り返ると、鳥居が青白く光っていた。
「鳥居が光ってるよね?」
と聞くと、
「光ってないよ。」
と言われ、もう一度確認すると……
その鳥居の前には、ずぶ濡れになった人達が、こちらを見ていた。
翌日、祖母にダムの話を聞いてみると、
昔、ダムを作る為に、あの付近一帯を立ち退かせ、水没させダムを作ったそうです。
中には、その家を立ち退きたくなく、そのまま水死した人達も居たと言う。
その人達を祀ったのが、あの鳥居と祭壇だ。
祖母に、夜に起きた事を正直に話すと、
「お前達は、その人達に気に入られたみたいだね。その人達は、他の霊から守る為に後をついて来てくれたんだよ。」
と言われた。
俺達は、すぐにお供え物を持ち、そのダムにある祭壇にお参りに行ってきた。
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