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1章:海沿い (1/1)

1章:海沿い

とある島の話です。
晴れてて気持ちの良い天気だったので、仲の良い友達と、海沿いをドライブする事になりました。
見慣れた風景、走り慣れた道、心地の良い風。
いつもと変わらない景色を見ながら楽しく会話が弾んでいた。
馬鹿げた会話で盛り上がって居たとき、車の後部座席から、線香らしき匂いがした。
「あれ?今、後ろでお香焚いた?」
「俺は、焚いてないよ」
後部座席に座ってた友達が答えた。
その時は気のせいだと思い、気にもとめなかった。

ある日、仕事が終わり友達の家に向かう為、海沿いを走った。
夜の海は暗く、不気味な雰囲気を漂わせ、波の音だけが聞こえてくる。
ラジオを付け、ちょうど急なカーブを曲がろうとした時、線香の匂いがした。
「あれ?まただ。」
と思い、車を走らせ先に進む。
次のカーブを曲がった瞬間、また線香の匂いがしてきた。
疲れてるから気のせいだと思い友達の家に向かうと……。
ラジオから、「……やる」
「……ってやる」
と聞こえ始めた。
故障したと思い、ラジオを止め走り続けた。
友達の家に着いて、バックミラー越しに、後部座席を見ると、青白い顔した女性が、こちらを睨んで見ていた。
怖くなり車を下り友達の家に入ると、友達の肩に、その女性が、覆いかぶさっていた。

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孤島 ©著者:mew

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