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5章:小学校4
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5章:小学校4
次は家庭科室
朝昼は陽当たりが良く、お日さまが良く見える教室。
不気味な感じとは、程遠い教室。
しかし、特定な夜だけは違う。
この家庭科室には、大きくて両開きの扉がある。その扉を開くと、大きな鏡になっている。
夏休みに入り、何かの思い出を作ろうと言うことになり、先生に頼み込み、校舎を開けてもらう事に成功した。
今年で卒業する俺達は後輩に何か残そうと話し合い決めた。
「何が良いかな?」
「校舎で使えるのが良いんじゃない?」
みんなが悩んでいる時に、
「雑巾とエプロンは?」
黙って聞いていた先生から、提案が出た。
「それ、良いアイデア!」
「みんなに連絡してくる!」
「なら、俺達は材料集めてくるよ!」
「それじゃあ明日、家庭科室に集合ね!」
話がまとまり解散することにした。
次の日。商店街や近所中から集めた、タオルや布、糸と針を持って、家庭科室に集合した。
全校生徒374人の学校だったため、ものすごく大変な作業になる事は承知していた。
「それじゃあ、一人雑巾十枚、エプロン一枚作ってね!」
俺達の長い夏休みが始まった。
クラスの男子の、大半は裁縫が苦手。女子達の指示で作って行く俺達。しかし、なかなか上手く出来ない。
「もう女子は早く帰って良いよ。」
「作り方は分かったから、あとは俺達でやる。」
と言って、遅くなる前に女子達を返し、夜遅くまで頑張った。もちろん先生も居た。
十時位になった時、そろそろ帰ることにした、その時。
「この鏡、気にならない?」
「見たことないから、開けてみようか。」
と言いながら俺達は、ゆっくりと鏡の扉を開いた。
ゆっくり、全部開いてみたら……。
真っ赤に染まった鏡の向こうに俺達の他に、白い髪のお婆さんが映っていた。
俺達は一斉に逃げ、先生の居る職員室に逃げ込んだ。
「どうしたの?」
と先生が聞いて来た。
俺達は先生を連れて家庭科室に戻ってみたら、そこには綺麗な大きな鏡しかなかった。
「あれ?赤くない。」
「冗談言ってないで早く帰りなさい!」
先生に怒られた俺達は、靴を履き外に出たら……。
その日の夜空は、大きくて真っ赤な満月だった。
実は、あの家庭科室にあった鏡には、…
赤い月の日、一人のお婆さんが首を吊って自殺した現場に置いてあったそうです。その時の光景は、赤い月で真っ赤に鏡が染まり、お婆さんの姿を不気味に映していたそうです。
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