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8章:先輩に憧れる中学生
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いきなりのことで驚いていると
朋「ずっと言いたいことあったんだよね」
と、両手で鼻をおさえながら話し始めた。
朋「嫌になったら別れればいいじゃんって最初に言ったけど…」
ドキッ
朋「あれ、うそ。ね」
私「嘘??」
朋「別れたくない。」
私「……」
朋「ごめん」
私「…………」
朋「ごめん!!」
私「…………」
朋「わかれないでください!!」
私「……」
朋「おい!聞こえてんの?!わかれないでくださーいー?」
私「……はは」
ほっとしたように笑い、
朋「あゆ、もしかして恥ずかしくなるとしゃべらんの??」
私「知らない!」
朋「今恥ずかしい??」
私「うん…だいぶ笑」
朋「俺のがはずかしいわ!笑」
なんかよくわからないけれど、その日は2ヶ月ぶりくらいに手をつないだ。
夏奈子と合流し、朋也さんとバイバイしたあと
思いっきり泣きながら夏奈子に今までの話をした。
うんうん。と頷きながら
一言。
夏「毛がないほうがいいって、私剃られるよ?気にしなくていいんじゃない?」
…………
この日、パイパンという言葉を覚えた。
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