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3章:小学生のムッツリ (5/5)


健次「あゆこは漫画より本物がいいの?笑」



私「はぁー??興味ないもん。」
どき(〃△〃)どき



健次「………」




私「………」





私の妄想がピークに達した瞬間だった。



健次「あゆこの見せてよ。」


(°◇°) ェw


健次「胸だけでいいから。ねっ?」


(°◇°;)ハッ?w


健次「俺、クラスに彼女いるんだけど、もう女の子のは見てるから大丈夫だから。」


(°◇°;)
よく喋る。

そらもうよく喋る。


そして、

全く説得力が無い。

エッチなビデオでじゅうぶんにムラムラしていた私は、





なんか健次くんが気持ち悪く見えてしまった。
いい気分にならずに、そらもう気持ち悪くなった。


レディコミで読んでいた時に出ていたすけべなおやじ部長と何か似た目付きに見えたのだ。


いつもかっこいい、大好きな健次くんさようなら。



すけべ部長、こんにちは。



その日は、かっつんがいるから無理!とわけのわからない返事をして、足早に帰ったのだった。



後日、私が社会人になる頃までずっと健次くんのことを避けていた。
今はたまにカラオケに行ったりと仲良くなったものの、

あの時小学生の胸を触りたがっていた健次くんは

A●Bの「ヘビー●ーテーション」のPVを見ていると目がすけべ部長になっている。


今だに疑わしい今日この頃である。

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ムッツリ女です。 ©著者:彼方

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