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32章:忍者再び (1/3)

32章:忍者再び


前章でお話したけい。




もう二度と逢うことはないと思ってた。




てか、完全に忘れていた。



ある雨の日の歌舞伎町




まだ肌寒さが残る区役所通りを私は某店店長と歩いていた。




傘を忘れた私を自分の傘にいれてくれた店長と、穏やかに談笑しながら歩く




先のほうにお客様の為にタクシーを止めているホストが見える




特に気にも止めずに近づいて行くと、雨と薄暗さで見えなかったそのホストの顔が見えた。




!!!?





けい?




あまりの事態に立ち尽くす私にけいが気付く。




一瞬周りの風景が、歩く人も、水しぶきをあげて走るタクシーも降りしきる雨粒までもが、止まった気がした。




ゆっくり私に近づいてきたけいは




ここちゃん?やっと会えたね。




そう言って、昔とちっとも変わらない笑顔で微笑んだ。




なぜに忍者がココニイル…




思考停止状態の私に名刺を渡し、一緒にいた店長に頭をさげてけいは消えた。




大丈夫?



心配してくれる店長



そりゃそうだろう




鳩が豆鉄砲くらったってあんな顔しないだろってくらい放心していたから。

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超絶恋愛体質 (改) ©著者:ココ

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