一昨日の余韻から抜け切らない頭で会社に行った。
思い出して身体が疼く。仕方がないから主査をﾗﾝﾁに連れ出して気を紛らわせる。

主査は私が、外に食べに行きましょう、と誘うと一瞬固まった。まあ、他の女性陣の態度からして今までは余りそういうことがなかったであろうことは容易に想像がつくから、可愛い反応なんだろう。だって二人で並んで歩いているとき、ちょっとはしゃいでいたもの。
中華料理屋に行ってﾗｰﾒﾝ定食を食べた。話すﾀｲﾐﾝｸﾞと、食べるﾀｲﾐﾝｸﾞが難しくて、無言の時間が出来ると緊張が走る。
主査の家族の話や、私の高校時代の話なんかをした。