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34章:ごっちゃんの告白…
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34章:ごっちゃんの告白…
ごっちゃんと意味不明な喧嘩をした私は、どうしても納得がいかず、手紙でごっちゃんを呼び出した。
学校が終わって、家からおもいっきりチャリをこいで公園に向かう。
私が公園に着いた頃、ごっちゃんは既に公園で私を待っていた。
美智: はぁ…はぁ…
急いでチャリをこいできた私は、息切れをしながらごっちゃんの名前を呼ぶ。
美智: ごっちゃん!待った?ごめんな…遅くなって…
後藤: いや…俺もさっき着いた…
美智: なんかごめんな…直接じゃなく、手紙で呼び出しちまって…なんか気まずくなっちまってさ…
後藤: いや…俺も話すタイミング見計らってたから…おまえから呼んでくれて助かった…
美智: そっか…
後藤: ………
美智: ………
お互い上手く言葉が出てこない…しばらく無言状態が続いた…すると…ごっちゃんから口を開く
後藤: ごめん…あの時…いきなりキレて…
美智: うん…てか…なんでキレてたの?本当に心当たりなくてさ…なんかしたかな?
後藤: いや…俺の勝手なワガママなんだ…おまえは悪くない…
美智: もしかして…さきのことかな…?
後藤: ………
美智: 違ったらごめん…今のところ…それしか思い浮かばないんだよね…
後藤: さきのことは…無理なんだ…無理だよ…
美智: 無理…?
後藤: うん…さきとは付き合えない…友達以上として見れないんだ…
美智: ………
後藤: おまえにキレたのは…その…俺達をくっつけようとしたことなんだ…
美智: いや…それは…しゃーねーじゃん?だって…親友が好きなやつできたらさ…応援や協力したいって思うじゃん?友達としてな…
後藤: わかるけどさ…俺からしたら嫌だったんだ…
美智: まぁ…そうだよね…好きじゃないなら迷惑だよね…すまん…
後藤: うん…でも、おまえだったから…おまえだったから尚更腹立った…てゆうか…
美智: はっ?なんで?からかうから?面白がるからかよ?
後藤: 違う…そうゆうんじゃない…
美智: じゃあ、なんで?
後藤: いいよ…別に…とにかく腹立ったの!
美智: なんだよそれ(笑)気になるじゃねーか!
後藤: いいよ…もう…どうせ届かないんだから…
美智: なにが?なにが届かないってなんだよ?とにかく言ってみろよ?言うだけタダじゃん?
後藤: 聞かなきゃ良かったって後悔するよ…きっと…
美智: えっ…?なに…?
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