正樹先輩と付き合うことになった…。
授業が終わったら、私を教室まで必ず迎えに来てくれる…真っ直ぐ帰るんじゃなく、学校の近くの公園で放課後デートをして帰る…
それが私達の日課になっていた。

私達が付き合うことに、橋本もえりも凄く喜んでくれた…。
けど…私達の交際に不満な顔をする人もいた…

先輩に密かに好意を寄せる下級生…1年A組

【南 亜美】

私を密かに想う同じｸﾗｽの

【後藤 義人】

この2人は私達の交際に不満な顔をした…

ごっちゃん…私…あんたの気持ちに気づかなかったよ…今まで…あんたを男として見たことが無かったし…なんつーか…都合ばかり並べて悪いけど、いつまでも【友達】でいられたらいいな…くらいにしか想ってなかったんだ。

机が隣同士だったごっちゃんが、私に話しかける…


後藤: なぁ…美智さ…本当に正樹先輩と付き合ってんの？

美智: はっ？なに？いきなり…(笑)

後藤: いや…毎日迎えに来てんじゃん？先輩…

美智: うん…迎えに来てるね…先輩は心配症だから…

後藤: やっぱ付き合ってんだ…

美智: も〜…だからなに？いきなりどうしたんさ？深刻な顔して変だよ？ごっちゃんも彼女欲しくなった？(笑)

後藤: 先輩は…やめたほうがいんじゃね？

美智: はっ？今なんて？

後藤: おまえには似合わねーよ(笑)先輩と付き合うのやめたほうがいんじゃね？

美智: なんで？なんでそんなこと言うの？

後藤: おまえ…変わっちまったよ…俺は前のおまえのほうが好きだな…

美智: はっ？なんでごっちゃんにんなこと言われなきゃいけないのさ！変わってなんかないよ！

後藤: 男くさかったおまえがさ！いきなり女らしくなっちまって…らしくねーつぅーの！！

美智: はぁ〜？女が女らしくして何が悪いんだよ！

後藤: うるせー！今のおまえを見てると気持ちわりぃんだよ！！俺は前のほうがいいって言ってん…！？

ごっちゃんは私の顔を見て【しまった…】とゆう顔をする…

後藤: ごっ…ごめ…

美智: ごっちゃんのバカ！アホ！死んでしまえ！！！

私はごっちゃんに教科書をぶん投げ教室を出ていった

後藤: やべっ…言い過ぎた…なにやってんだよ…俺…あいつがわりぃわけじゃないのに…八つ当たりかよ…最低だな…クソッ…

美智: (マジ！ムカつく！なんなんだよ！あいつ！ぜってー許さねー！！)


美智…ごめんな…