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20章:大切なもの… (1/1)

20章:大切なもの…

一週間振りの自宅

謎のオジサンの話しを聞かされ、多少驚いた…
でも、現在でもそうだが、私達兄弟は、ママの決めたことに一切逆らわない。
ママが幸せだと思うのなら、それで良かった。小さい頃から現在に至ってもそうだ。
私はいくら家族でも、相手が幸せだと思うことに、反対する権利はないと思っている。

自分の決めた【この先】に相手がいくら割って入ったとしても、最終的に決断し、決めるのは自分なのだから。


私は家に帰ってきて想った…
帰る家があるって素晴らしいことだ…
迎えに来てくれる家族がいるってことは素晴らしいことだと…

いつも施設で考えていた…
いくら家族を待っても迎えにきてもらえない子供達…甘えたいのに甘える家族がいない子供達…
泣きたいのに支えてくれる胸が無い子供達…
帰りたくても重病で帰れない子供達…

私はまだ幸せなほうなんじゃないかと…

この世には…どんなに願い望もうが…変えられないものがたくさんある…
私達にとって当たり前のことなのに…与えてもらえない人達がいる…少しの喜びを…少しでも幸せだと思える人間に…そして感謝できる人間に…私はなりたいとおもう…
そしたら…もっとこの世界が素敵だと感じられるんじゃないかなと思ってます…
守りたい人…
守っていきたいもの…
【大切】な何かがあるから、人って頑張って生きていけるんだと思います…


あなたにとって【大切】なものとはなんですか…

いつまでも…その【大切】が崩れませんように…
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未来への切符 ©著者:みち★

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