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6章:リョウ (16/21)

僕は痛む体をかがめてスニーカーを履くと、鳥籠を開けてプリンを指に止まらせた。

『プリン…ごめんね。もう一緒にいられないんだ』

プリンは小首を傾げて僕を見ている。

『誰か優しい人のところへ行くんだよ』

僕が思い切り手をあげると、プリンは頭の上を一周した後、青い空高く飛んで行った。

『プリン…さよなら。そして母さんさよなら。愛してたよ』
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水色のひと ©著者:天海 大地

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