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7章:好き、だけど (1/3)

7章:好き、だけど

Nになった日から私の予約はかなり埋まるようになました。

「ひなたちゃんってこないだまでSだったもんね?

お店からメールきてひなたちゃんがNになったからすぐ会いに来ちゃったよ」

「ありがとう。今日からNになったんだぁ」

私は飛び抜けて可愛いわけでもなく、綺麗なわけでもありません。

ですが普通なルックスが逆にお客さんウケするようでした。

私にとってお客さんに付き続けることは、暇よりは断然いいのです。

少なからず私は必要とされているのです。

夜中近く、お客さんと別れお店に帰ったら社長しか居ませんでした。

「誰も居ないんですね」

お店にはちょうど夜の忙しい時間だったのでしょう。

「みんなお客さんのとこ……あーもう」

キスをされました。

突然のことでどう反応したら良いのかわかりません。

でも嫌ではありませんでした。 自然と私はニコリとしました。
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青いアゲハ ©著者:ひな

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