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11章:音信不通。
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11章:音信不通。
それから半年程して、会社の近くであなたを見掛けた。
その日私は同僚たちと仕事前にランチをして出勤した。会社へ向かう途中、社内で有名な美人と歩いていた。一瞬目が合い、お互いに軽く挨拶を交わした。そして足早にあなたと彼女は去っていった。
仕事の関係上、あなたと彼女が一緒にいるのは不自然ではない。同じプロジェクトを1年に渡りこなしていく仲間。親しくなり、ランチに出てもおかしくない。
しかし通り雨があったその日、あなたは二人分の傘を持っていた。私は違和感を感じた。
「あの二人、社内でもよく一緒にいるよ」
同僚が言う。
「彼は彼女と一緒に仕事してるんだよ」
私が言う。
あなたを庇うつもりだった。彼女は業務上、この1年は恋人を作れない契約の筈だったから。
「そうなの?付き合ってるんだと思った」
心臓がドキドキ鼓動している。大好きなお兄ちゃんが彼女といるところに出くわしたような嫉妬。元々自分は選択肢にもなれない立場だという諦め。しかも私とは比べものにならないような高嶺の花。
あなたが幸せならそれでいい。そうして自分を慰める。
複雑な心境に、一日仕事は上の空だった。
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