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4章:初回の感想… (1/1)

4章:初回の感想…

人生初の歌舞伎町…
あたしとみきはホスト達の同じような質問に答えながらも緊張していたせいかたぶんハイペースで飲んでいたのを覚えているが不思議と全然酔わなかった!びっくりしたのは店を出たときだった!エレベーターを降りた途端に緊張がとれたのか多量の焼酎が一気に回りあたしはちゃんと歩けなかった!(笑)

今考えるとひろこちゃんは続に言う細客だったんだろうけどそのとき確か拓海くんと2人でフード1品とジーマを2本頼んでいたのを見てあたしとみきは怖くて値段を聞けなかったのを覚えている!

それからトイレに行きたいと言ったら1人案内してくれたのはいいが出てきたらお絞りを持って立っていたのには驚いた。そしてもっと驚いたのは2回目は勝手に行こうと思い立ち上がったらまたついてきて同じ行動をされたことだ。

そんな別世界に戸惑いを感じていたし実際何人かのホスト達に番号を聞かれたが当時のあたしはホスクラと言うものはこの後行きたくなったらこっちから勝手に行くものだと思っていたのでなんで奴らはこんな住む世界の違うようなあたしに番号を聞いてくるんだろうくらいにしか思ってなかった。

もちろん今日はただの人生経験としか思っていなかった。

ねぇ?
その方がお互い良かったよね…なのになんでこんなことになっちゃったんだろうね…
どっちがいけない?あたしは今でも悠を責めたいけど反省点もいっぱいあるよ。
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出会わなければ…… ©著者:たかこ

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