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52章:馬車馬(続き) (1/4)

52章:馬車馬(続き)

やっと見つけた高い家賃はマンションだった。
妹を施設に預け、子供が学校に行ってる隙に自力で引っ越しを進める。
家財道具は一軒家仕様だったため、新しい家に入らないのが、良かったのか悪かったのか?
家電以外は全て処分することにした。
となると後はタンスや食器棚などの中身のみ。
近所のスーパーから段ボールをわけてもらい、夜のうちに積める。
それを昼間、自家用車でせっせと運ぶ。
何往復したか分からないが、何とか3日で全ての荷物を運び入れることができた。
運び入れた荷物は必要最低限の物だけ段ボールから出し、残りは備え付けの押し入れにしまった。

そう…
あくまでもここは一時的に借りているところに過ぎないからだ。



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ビタミン ©著者:まっきー

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