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47章:激動
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47章:激動
それからのワタシ達は、やる事が早かった。
まずは、裁判所で後見人の手続き。
弁護士さんの指示に従ったが、聞いた事のない言葉の数々は、一度聞いただけでは覚えられないので、メモ帳片手に記録した。
あちこち走り回り、揃える書類は山とあったが、手こずりながらも、わりと早い段階で父親の面談が実現した。
数週間後、判定結果を裁判所に聞きに行き、認められたところで母親は後見人となった。
これでやっとスタートラインに立てたわけだ。
十分長い気がするが、まだまだ先は長い。
先の事を考えると目眩がしてくるので、思考を停止させ、目の前の問題から片付けていく。
後見人になれたら、先ず片付けなければいけないのが、司法書士を挟んで財務整理。
財務整理をすると、今住んでいる自宅を手放す事になるので、引っ越し先も同時に探した。
ただ、東京を離れるには何かと問題がある。
一番の問題は、何と言っても障害のある妹だろう。
慣れない土地に行くと発作を起こし、下手すると生死に関わるのだ。
それに、子供は転校したくないと泣いているし、父親は動かせられないから、遠く離れても見舞いに通わなければならない。
となると、やはり近場に限定される。
限定されても、家賃相場が高いのは有名な町だ。
どうしたもんか?と、役所に行った時に勧められた都営住宅。
さっそく入居の相談をしたが、あいにく空いておらず、順番待ち。
このころ、相当ストレスが貯まっていたワタシは、
「だったら勧めるな!」
と、窓口で管を巻いて帰ってきた。
仕方なく諦める事にし、不動産屋巡りをした。
が、家族が住める賃貸物件の相場は最低でも12万。
やはり高すぎる。
返済した残金で一軒家はムリでも中古マンションを買った方が得策だろう。
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