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43章:和解への道程
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43章:和解への道程
祖母が来る前日、中華料理が好きな祖母の為に、油淋鶏を作ろうと仕込みをした。
子供は、好き嫌いがないように教育してきたが、ただの唐揚げにした。
と言っても、ソースをかけないだけで、味付け自体は同じだが。
付け合わせは、ナムル。
これも作っておいた。
ここまで準備しておけば、あとは10分でできる。
そして予定の11時。
約束通り、祖母が来る。
『いらっしゃい。』
笑顔のワタシの横で
『こんにちは』
子供がスリッパを持って出迎える。
『あら、ありがとう。』
手土産のケーキを子供に渡す。
『ありがとー。』
ケーキを冷蔵庫にしまうよう子供に促し、祖母をリビングに案内する。
『カスミは昔から綺麗好きよね。』
部屋を見渡した祖母は言うが、本当はそんな事ない。
子供の頃は、僅かな時間でも物を出しておくと、妹に破壊されるし、今は子供が小さいから、物を出しておくのが危険だと判断しているだけ。
要は必要に迫られて、遣らざるを得ないのだ。
その事を祖母に伝えると、
『お婆ちゃんから見ても、カスミは可哀想だったと思うわ。』
ワタシは、可哀想な子だったのか?
実際、淋しい思いをしたけど、自分を可哀想な子だとは、思った事がない。
『なぜ、そう思うの?』
昼ご飯前なので、お茶だけ出しながら聞いた。
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