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39章:反面教師
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39章:反面教師
母親に対する不信感は、ワタシが小学校低学年の時に始まった。
当時のワタシは、門限が5時だった。
友人達は6時だったので、ワタシ一人先に帰るのが、とても嫌だったので、
『門限を6時にしてほしい。』
とお願いしたが、即却下。
『みんな6時で、ワタシだけ先に帰るのは気が引けるし、もしワタシが帰ったあと、盛り上がる出来事があったら一人で気まずいし、どうせ帰っても誰もいないじゃない。』
それでも却下。
『じゃあ、いつになったら門限6時にしてくれる?』
と聞くと
『中学年になったらね。』
『じゃあ、四年生になったらいいのね?』
ところが四年生になっても、門限の5時は変わる事なかった。
『四年生になったら門限6時って言ったじゃない。』
泣いて訴えても却下されたが、あまりにワタシが煩かったからか?
『じゃあ、六年生になったらね。』
と言ってくれたが、実際六年生になっても5時に変わりなかった。
この頃になると、夕食までに帰ればいい子が増えた。
ワタシのいない時間が長くなり、ワタシが帰ったあと友人達が何を話したか分からないが、学校でも会話に入れない事も増えてきた。
『ねぇ、何の話?』
聞くと初めのうちは一々説明してくれた友人もいたが、ついに面倒くさくなったのだろう。
適当にあしらわれる事が多くなった。
そして
『カスミちゃんのオウチ、厳しいよね!』
『お母さん怖いよね!』
そんな事を言われ、孤立する事が多くなった。
それを母親に言うと
『そんな友達と付き合う方が悪い。』
6時にしてもらえなかった門限の話も
『ウチはウチ、余所は余所』
この
【ウチはウチ、余所は余所】
と言うセリフは、全ての事に応用された。
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