ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

37章:設定 (1/2)

37章:設定

【質問】
何で、こんな仕事してるの?

【返事】
家族を養うお金稼がなきゃいけない。

母は障害をもつ妹に付きっきりで、働けない。

しかも妹は病弱だから、お金が必要なの。

ウチ、母子家庭だから、ワタシが大黒柱なの。

【子供がいるって聞いたけど?】

【返事】
いないよ。

多分、妹の事と勘違いしてるんじゃない?

手掛かるから。

【質問】
休みの日は、何してるの?
デートしよう。

【返事】
妹の面倒見なきゃいけないの。

仕事終わったら真っ直ぐ帰って母の手伝いしなきゃ。

でも、妹も一緒なら休みの日会えるょ。

【質問】
仕事の事、お家の人は知ってるの?

【返事】
知らない。

母は苦労人だから、せめてワタシが支えなきゃと思って、内緒で勝手に始めた事。

心臓が強くないから、もしバレたら止まるかもね。

【質問】
彼氏はいるの?

【返事】
いません。

ワタシ不器用だから、今の状態じゃ作れない。

それに逆の立場になって、もし彼氏がホストとかやってたら、ツライ気持ちになるもん。

だったら始めから作らない方がいい。

【質問】
いつまで風俗やるの?

【返事】
一般職で家族養うには、何の資格もないワタシにはムリがある。

唯一持ってる調理師の免許を生かし、自分の店を持つまで頑張るつもり。




言わないに越した事はないが、どうしても話さなきゃいけないシチュエーションになったら、妹を軸にして伝えよう。

まんざら嘘でもないから、これを応用すれば何とかなるだろう。


110 /257

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

ビタミン ©著者:まっきー

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.