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30章:決戦 (1/7)

30章:決戦

話し合い当日。
気合いを入れて現場に向かった。

気合い入れすぎて、待ち合わせの時間より30分早く着いてしまった。

コーヒーを頼んで、頭の中でシュミレーションしながら、待つ事30分。
時間通り、母親とヒモがきた。

『お久しぶりです。』

立ち上がって、席に手招きする。

母親の顔は強張っていたが、ヒモは無精ひげをはやし、服装も薄汚れていたが、表情はいつもと変わらなかった。

席に座り、2人共コーヒーを注文。

コーヒーがくるまで、ぎこちない時を過ごし、揃ったところでワタシから切り出した。

先ずはヒモに向けて、

『ワタシが家あけてから、ちゃんとやってる?定職にはついてるの?置いていった通帳から支払いはした?』

と質問。

『いや・・・、それはまだ。お前がいなくなったのがショックで・・・。』

『ワタシを迎え入れる努力は、何もしてなかったって事?』

『いや、努力はした。心配して探し回ったし。』

『それは、努力と言わない。そもそもワタシが何で出て行ったか、理由わかる?』

『・・・』

無言のヒモ。

『何度も言ってるけど、ワタシは子供を2人も養うほど、体力も経済的にも余裕がないの。ましてや、暴力振るわれるなんて精神的にも耐えられない。』

そう言って、子供とワタシの診断書を見せた。

一応、破られるのを想定したので、コピーにした。

『アナタは、何度言っても変わらない。なので、離婚したい。』

そう言うと、ヒモが

『やっぱりそんな事だと思ったよ。オマエ男ができたんだろ?今そいつんとこ行ってんだろ?!』

突然逆上しだした。

『はい??』

どこからそんな発想が出るのか?
本当にヒモの思考回路は、謎に包まれてる。

『アンタ!その話本当なの!?』

割って入る母親。

そしてヒモと母親の話が盛り上がる。

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ビタミン ©著者:まっきー

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