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24章:決断
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24章:決断
保育園の迎えまで2時間もあるが、産婦人科に行くのは延期して、再びバイト先に行った。
気を利かせてくれた店長が、なっちゃんに2時間の休憩をくれたので、近くのファミレスに移動。
2人とも、メニューを見ないで、おかわり自由のコーヒーを注文。
ウエイトレスが行ったのを確認し、
『どうだった?』
と聞かれた。
『母親にもおろせって言われた・・・』
まだ頭の整理がつかない。
それどころか、これは本当にワタシの身におきてる事なのか?
と、信じられない気持ちにさえなってきた。
淡々と…
相談と言うより、もはや他人事のように、思いついた事を片っ端から話始めた。
ワタシが物心ついた時から、父親は他の女と暮らしていて、家には寄りつかなかった事。
昔から母は、障害の妹に付きっきり。
母の気をひこうと、100点の答案を見せたり、家事や、食事の支度を率先して手伝ったが、どれも大した効果はなく、いつも淋しい思いをしてた事。
それどころか、とばっちりとも言える、理解に苦しむ説教を多々された事。
ガールスカウトに所属していたので、春・夏・冬休みになると、キャンプに参加した。
母にとっては、一人邪魔者がいなくなってラッキー的な事が、ワタシにとっての楽しみだった事。
家ではいつも孤立した状態だったので、早く自分の家庭を持ちたかった事。
そんな中で、出会いがあり、子供に恵まれた事。
理想郷を目指し、頑張っていた事。
一通り聞いてくれたなっちゃんは、静かに口を開いた。
『家族とは、協力して作るもの。そもそも、ダンナ選びの時点で見る目なかったね。ヤツは、人として終わってる。』
と言ったあと、シンミリした空気を変えようと
『まぁ女作られて追い出された挙げ句、子供とられたアタシが言っても説得力ないか。』
あはは〜
と口調を変えて続けた。
『やっぱ畳と女房は、新しい方がいいのかね?でも、なっちゃんもワタシも、そんな型落ちしてないよね?』
ワタシも笑って言ってみた。
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