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3章:デビュー (2/2)

後悔の波に苛まれてると、

『初めてで緊張してると思うけど、ここにいる子は、みんなイイコだから大丈夫だよ。』

意表をつく優しい言葉。

そして、
『小指ないけど893上がりじゃないから。』

まるでワタシの心を読まれたのか?
の言葉に
何て返事をしていいのか分からず
ただただ愛想笑い。

続けて
『申し遅れましたが、マネージャーの有田です。みんなからは、アリチンと呼ばれてます。』

強面の小指ないオジサンが
まさかのアリチン?

愛想笑いから只の笑いになった。

アリチンもワタシの緊張が
少し溶けたと感じ
勢いに乗ったのか、
ただ単に人手不足で、誰でもよかったのか、
若干ハタチ(見た目高校生)の
人材が気に入ったのか、

『じゃあ、このまま体入ナシで働いてみようか。』

体入の意味が分からず
『はい?』

『名前は面接なのに、ここまで真実を語ってくれたから(真)に(生きる)で真生(マキ)ね。』

ワタシ
『はい??』

『服は、取りあえずソレでいいから、仕事道具は、コレ使って。』

『はい???』

何がどうなったのか
理解に苦しんでると、
入り口に立っていた従業員が
『一名様ご案なーい。』

すると、
店内にいた、もう一人の従業員とアリチンが声を揃えて
『いらっしゃいませー。』

ポカーンとしてるワタシに
『お客様、運がいいですね。たった今!入店した子です。バリバリのハタチの新人が、直ぐご案内できますが、如何なさいます?』

なんかワタシの上空で
会話が飛び交い
そのまま2人で部屋に
訳も分からず案内された。

子供を保育園に送り出し
面接の電話をし、
片道バスに揺られる事30分。
ここまでの流れで約2時間。

あまりの展開の速さに
頭が追いつかない。

いいのかコレで・・・?

一抹の不安が過ぎったのは
言うまでもない。
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ビタミン ©著者:まっきー

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