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17章:器
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17章:器
フゥ〜・・・
白い煙が勢いよく、
彼の口から吹き出る。
「何だよオマエ
鳩が弾(マメ)喰らったみてぇな顔しやがって
笑」
それを言うなら、
豆鉄砲だろ
弾(マメ)喰らったら、
死んでるわボケ
笑
「・・・。
それで・・・
ありがとう・・・
だったの・・・
」
何とも表現し難い気持ちを、
やっとの思いで口にする。
「何だ
不満か
」
「イヤ
不満とかじゃなくて・・・」
「納得出来ない
」
「イヤ
そういうのでもなくて・・・
何か・・・
普通じゃないって言うか・・・
あ〜
もうわかんない
」
思わずワインを、
一気してしまうアタシ
自分でも、
何言ってんのか、
何が言いたいのか、
解らない。
そんなアタシを見つめて、
彼が言った。
「じゃ聞くが、
普通って何だ
」
「え
・・・
」
言葉に詰まる。
「金の遣い方は人それぞれだ。
オレは、
ある時から金の遣い方を考え、
そしてそれを変えてきた。
向日葵に一千万遣おうと、
オレは少しも惜しくは無い。
それがオレの気持ちだからだ。
それよりもパチンコで千円負ける方が、
オレにはよっぽど惜しいぜ
笑
オマエのその目に、
オレがどう映っているのかは知らんが、
オレは特別金持ちでも無い。
ただ、
自分が出来るコト、
したいと思ったコトには、
全力で派手に遣う。
出来る範囲でね
笑
ただそれだけのコトだよ」
そう言って、
優しく笑った彼。
ラークをくわえたその横顔が、
今でもハッキリ、
アタシに焼き付いている・・・
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