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14章:点と線 (1/7)

14章:点と線



20分程、

走っただろうか。




タクシーを降り、

彼の後に続く。




え・・・




あの〜コレ、

汚なシュランですか




って感じの外観に唖然。






ガラガラ・・・









焼き肉屋




「いらっしゃいアケミチャン

久しぶりね〜

さ、席用意してあるから


「悪いなオモニ、

こんな遅くに


「アケミチャンのお願いは、

断れないもの〜笑」




優しそうな笑顔が素敵な、

女将さんと思われる女性と、

親しげに言葉を交わす彼。




「座れよ




そう彼に促され、

小さな椅子に腰を下ろす。




「何呑む


「う〜ん、

ビール


「ハハ、まだ呑めんのか

やるなオマエ笑」




楽しそうに笑う彼が、

小さなビアタンにビールを注ぐ。




「ホラ


「ありがとう




軽くグラスを合わせ、

グビグビグビ。




「ん〜美味し


「呑むねぇオマエ

気持ちがイイな笑」


「コレしか取り柄が、

ありませんもので




脂まみれの壁時計は、

23時を回っていた。




長い夜に、

なりそうです






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白い向日葵 ©著者:海

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