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12章:確信
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12章:確信
小杉サンの席で30分。
「失礼します
海サン、お願いします
」
・・・。
川野サンの席に25分。
「失礼します
海サン、お願いします
」
・・・
秀太達の席に20分。
「失礼します
海サン、お願いします
」
・・・
相川サンの席に15分。
「失礼します
海サン・・・
あ〜もう
1人で呑んでろボケ
ウチを指名すんな
とは、
言わないよ
笑
「ホントゴメンね〜
何だか今日は随分忙しい日みたいで・・・
」
毎回思うが、
何でアタシが謝らなきゃいけないのだ。
指名した奴が、
謝りに来ればいいのに
笑
いつものコトとは言え、
コピーロボット3つは欲しいな
次は誰
半分キレ気味に、
マネに問いかけようとした時、
「社長だから
」
先に言われた
笑
「え
社長来てんの
」
「そう、お前指名で
だから宜しく頼むな
」
社長の来店は、
大して珍しいコトじゃなかった。
店の状況をチェックしているのか、
来るとだいたいいつも、
新人を付けさせるのが常。
何でアタシ
本気で疑問。
ハァ・・・
まったく、
鈍いオンナだ
笑
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