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23章:生理 (4/4)


基本、言葉攻めプレイがすこぶる苦手なボク

例えば、

「ちんちん美味しい?」
「もっと頂戴って言って」
「ちんちんどこに入れて欲しいの?」
「何が入ってるか言ってごらん」
「気持ちいい、は?」



生理じゃなくても
この手のプレイは苦手です
通常なら雰囲気は壊さない程度にノッてあげる努力はします



だがしかし。

生理前はいくら仕事と思っても逆らってしまう自分がいます

心がサーっと冷めていくのが分かります

総てのお客さんを呪い殺してしまいたいくらい殺意が湧きます



言いたくなくて終始無言になってしまうボク



攻められながら目が合った時に弱々しく微笑むことしかできません


心の中では

「ちんちん美味しい?」
…ウマイと思ってんのかよ
「もっと頂戴って言って」
…頼むから死んでくれ
「ちんちんどこに入れて欲しいの?」
…バカかオマエは
「何が入ってるか言ってごらん」
…ちんこ
「気持ちいい、は?」
…まったく気持ち良くないし早くイってくれ


サイアクですね


到底お客さんの望む返答なんてできやしないので
無理矢理にでも攻め側に変わって同じことをやり返してしまうボク


この変態が!
キモチワルイんだよ


心の中で悪態をつきながら
ボクに言わせたかったと予想されるセリフを
お客さんに言わせるボク

時折
「聞こえない」
などと煽り、お客さんがノッてきた姿を見下ろして


きもちわるっ



毒ついているボク



これじゃあお客さん返ってこないですよね



分かってるんだけど…
ダメだなぁ


こういう時に限って
ボクの地雷を踏みつけるお客さんに当たってしまう気がします



極めて稀に
これが快感になって同じプレイを望むお客さんが返ってくることがありますが


そういう時に限って通常モードの為上手くできなかったりしてしまいます



言葉攻めってムツカシイ…
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ひとりごと ©著者:あや

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