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2章:バブル
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2章:バブル
一気は生まれて初めての一目惚れだった。
(かっこいい‥。)
「あ・愛菜です!」
一気を見て緊張で赤くなった私を、一気はお酒を作りながら抱き寄せてくれた。
(肩に手が‥ぁ!)
余計に緊張する私に一気は誰にでも分かるような営業スマイルで言った。
「可愛い‥リラックスしてね?」
「は・はいぃ」
昔から世話ばかりやいてきた私にとって、ホストがタバコに火を付けたり灰皿をすぐに交換してくれたり‥。そんな世界が新鮮だった
(なんかお姫様になれたみたい‥)
「ど-も-!失礼しまぁす!直樹です」
新しいホストが来た‥
「じゃぁ俺はこれで。楽しんでってな、愛菜」
一気がグラスを持って席を立とうとした。
「居て!一気クンここに居て!」
無意識にそう言ってしまった。
そう、場内指名をしてしまったのだ。
一気は隣に座って耳元でそっと呟いた・・
「さんきゅ♪俺、本音言うと愛菜の隣にいたかったんだよな」
そして手を握ってくれた。
――細くて長いゴツゴツした指に私の指が絡まる
一気はEARTHでNo.1なだけはあってその日も何卓かかぶっていた。
(良くみると一気のお客さんばっかりだ)
他のお客さんがイライラした様子で私と一気を見ている。
優越感だった。
一気が抜けた時もヘルプの男の子達とワイワイ盛り上がって結局ラストまでいた。
「楽しかったぁ。またね♪」
最後まで店に残った客は私だけだったので、安心して一気に手を振った。
「ケータイの番号教えてから帰ってくんね?お前が来なかったらもう声も聞けなくなっちゃうじゃね-か」
そう言って一気は私からケータイを奪うと、アドレスを交換した。私にケータイを返しながら一気が言った。
「気をつけて帰れよ。また連絡するから」
「うん!じゃあね」
外はもう明るくなっていた。
こんな気分は初めてだった。キラキラしてる世界を知ってしまった私はもう一気の虜になってしまった。
―――次の日もまた次の日も私はEARTHに行った。一気に会いたくて…
(レイが東京に行ってからずっと一人で寂しかった。)
(でも、ココに来たらEARTHに来たらみんながいる。一気がいる。)
そう思っただけで生活にハリが出てきて、私はみるみる元気になっていった。
いつも通り仕事が終わってEARTHで境月の水割りを飲んでたら一気が隣に来た。
「わり-わり-。指名かぶっちゃって…。つかお前さ、あれから毎日来てるけど金大丈夫なの?」
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