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1章:愛菜とレイ
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1章:愛菜とレイ
私は当時18歳、小さな町にあるキャバクラで働き始めたばかり。
名前は愛菜
高校は友達との人間関係が面倒になって1年で中退したんだ。
生まれも育ちも私はこの小さな町。
友達は少ないけど、毎日バカみたいにつるんでる親友がいる。
その子の名前は、レイ。
レイとは小学校の頃から一番の仲良しだった。
何をするのも一緒だったんだけど、レイの家はお金持ちだから地元でも有名な私立高校へ入学しちゃって私とは別々の人生になったの。
常に一緒だったからレイとの初めてのすれ違いは、正直面白くなかった。
学校の友達の話なんかしないで!私だけのレイでいてよ‥。あの頃の私はいつも寂しかった。
18歳になっていつものようにレイと2人で近所のカラオケに行っていた。
レイは当時まだ高校生だから制服姿。
一見優等生っぽい美人のレイに比べて私は派手でみるからにお水っぽいルックスだった。
変わらないのはこうして隠れてタバコを吸ってる事くらい。
性格も正反対だった。
1人じゃ何も出来ないレイに対して、私はレイの身の回りの世話をやく事で自分の存在を感じられてスキだった。
タバコを加えデンモクをいじりながらレイは、バツが悪そうな顔で切り出した‥
「あのさ、、そろそろ進路とか決める時期なんだよね。レイね、お母さんが行ってた女子大に行く事にしたから。」
(え?何淡々と言ってるの?意味がわかんないよ)
「冗談でしょ?だってさ、レイ地元好きだからずっとここにいたいっていってたじゃん!ずっと一緒って行ってたでしょ?」
気まずい沈黙が2人に流れる。
画面に映る流行りの歌手のライブ映像がやけに滑稽に見えて忘れられない‥
先に口を開いたのは私だった。
だってレイは泣いてたから。
レイだって地元にいたいんだし、こんな事言いたくなかったのはレイの泣き顔を見ればわかる。
「そ、そっか。いいよ、大丈夫!心配すんなって。私は全然へ-き!今は3月だからあと1ヶ月くらいで東京に行っちゃうんだよね!それまで毎日遊ぼ-ぜ」
ムリに笑顔を作って言ったけど、私も涙が溢れてきた‥
「‥ありがと。‥毎日遊ぶ。」
レイもやっと笑ってくれた。
あの頃から私は一人になるのが極端に嫌いになったんだった‥
――――[次の日]
いつも通りレイとカラオケに来ていた。
二人とも引っ越しの話題だけは避けていたけど。
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