4章:憂鬱な日々 (2/45)

俺の１日はけたたましい音の目覚まし時計で始まる。



俺は乱暴に目覚ましを止めると、風呂場に行きシャワーをあびる。



最近、蛇口の調子が悪く、勢いで蛇口を取ってしまい、苛立ちでそれを投げると、跳ね返ってきて足にあたった。



ちくしょう。


いてぇ。



なんだかんだで風呂場から出て髭を剃っていると携帯が鳴り、その弾みで顔を少し切ってしまった。