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4章:友達 (1/7)

4章:友達

ようやくバス停に辿り着き、


私はバスを待った。


本当は10分もかからない道のりだけど、


私はその倍かかる。



お父さんに車で送ってもらえば学校まで20分くらいの道のりなのに、


私はあえて、時間のかかるバス通学を選んだ。



足が不自由だからって、

特別扱いは嫌だっていう

私なりの意地だった。



お父さんも私の気持ちを理解してくれた。



うざいくらいに心配してくれていたけど。


本当は心配なんてしてもらえる立場じゃないのに。
私はお父さんからお母さんという愛する人を奪ってしまったんだから…。



だけど、お父さんはいつも
私を第一に考えて、


育ててくれた。



私は


お父さんだけは悲しませたくなかった。
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月と魚 ©著者:なち

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