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3章:彼女? (12/13)



エレベーターがきて扉が開いた瞬間
1番会いたくない人がおった
この人はあたしの知らない人
あの笑顔の人もあたしの知らない人


あたしの愛した人は
あたしに優しく優しく触れて
優しく優しく抱いて
抱きしめて幸せそうに眠る人



『どした?』


『ひな帰るんやて』


そう言ってかっちゃんはお店に戻っていった
すれ違い様にあたしの腕を掴む
あたしは知らない人を見る目で彼の目を見つめた


「はい?」


『知らん人見るように見んな』

それでもあたしは変えへんかった


『何があった?』


「何もないですよ」


彼の目が寂しそうに揺れた

『ウザいねん』


「そうですか
すいません」


そこまで言われてなんであたしは彼の目に映るんやろう



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サヨナラ ©著者:はな

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