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10章:ララ☆パラダイスよ、再び。
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10章:ララ☆パラダイスよ、再び。
たくさんあふれた涙をふくと、あとはもう前へ進むしかなった。
先日、ララパラダイスで連絡先を交換したタカシタカヤ兄弟の弟くんに電話した。
「もしもし、タカヤくん?!こないだはありがとね、さやだけどわかる??」
あたしは出来るだけ明るい声で言った。
「さやさん!?もちろんわかるよ。どうした??あれからマリちゃんに連絡しても連絡つかないって、なんか社長さびしそうだったよぉ!!」
タカヤくんの優しいノリに救われる。
「ごめんね、なんかちょっとマリ、色々あってさ、今バイト出来る状態じゃなくなっちゃったんだよね。でも、あたし、やっぱりバイトしたいって思ってさ、タカヤくんに電話しちゃったんだ、迷惑だったかなー」
「さやさん、迷惑だなんてとんでもないですよー。社長、絶対喜びますよ!!社長に連絡して、すぐ連絡しますね。いつから働けそうです??」
タカヤくんは嬉しそうに言った。しかし、いつから働けるかって、急に聞かれるとやっぱり少し怖くなる臆病なあたし。でもそんな不安をもてあましてる場合ではないのだ。頭に、泣きながら帰っていったマリの姿が浮かぶ。
「あたしね、出来れば今日から働きたい!!社長に相談してみてくれない??」
あたしの突然の決意表明にタカヤくんは驚いていたが、とりあえず社長に確認してすぐに折り返すとのことだった。
電話を切ったあとのあたしは、妙にすがすがしかった。少しでも前に進んでいる感覚。きっとこれは誰にも伝えられない、あたしだけの個人的な感覚なのだろうけど。
そんなことをぼんやり考えていると、折り返しの電話はすぐ鳴った。タカヤくんからだ。
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兄ちゃんが死んだ夏。 ©著者:マキタ アヤ
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