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8章:おんなのこ。
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8章:おんなのこ。
「あの、もし良かったら、あたし、こうゆうバイト全然わかんないから、ここで働いてる女の子の話とか聞かせてもらえたり出来ますか??やっぱり、質問とか女の子の方が聞きやすいし。」
あたしは、戸惑いながら言ってみた。いきなり、女子へ直撃は早すぎるか、いや、ムリか。。
あたしが言った瞬間、タカシタカヤ兄弟は、パアっと顔が明るくなった。
「そうですよねーっ!!やっぱり女の子同士って方が話しやすいですよねっ。ほら、ちょうどさっき2人帰ってきて今、待機室にいるんですよ、紹介します!!俺ら外にいるんで。な!?」
一気にテンション上がる2人。女の子に丸投げ出来るチャンスに飛びつきたかったようだ。今度はタカ弟くんが言う。
「そうですそうです、しかも、待機室の2人、めちゃ話しやすい子だし、絶対それがいいですよ。兄ちゃん、ほら案内しようぜ、俺、先にミホちゃんに言ってくるから」
そう言ってタカ弟くんは、もう一つ奥の部屋へ走り出した。
ミホちゃんとゆうのは、この流れでいくとたぶん、待機室にいる女の子の名前だ。どんな子なんだろう。やっぱりなんだかんだ言ってもこうゆう職業なわけだし、ちょっとコワイ感じとかあるんだろうな。あたしは、いよいよやってくる第一ラウンドに思わず身構えた。
「のど、乾きました??」
タカ兄が、ふとあたしを覗きこむ。
「はい、コーラ、飲んでくださいね」
いつの間に用意したのか、タカ兄は冷たく冷えた缶コーラをくれた。
「ありがとう。」
あたしは軽くお辞儀をし、コーラを持って、タカ弟くんの向かった部屋にゆっくり近づいた。
ねぇ、秀兄ちゃん、あたしは今、とっても秀にぃに近づけてる気がしてるんだよ。ねぇ、秀にぃ、もう少し、一緒にいさせてね。
あたしは、そんなことを思いながら、冷たいコーラの缶をしっかり胸に抱きしめた。
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兄ちゃんが死んだ夏。 ©著者:マキタ アヤ
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