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5章:百合さん捜し!!
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5章:百合さん捜し!!
「さぁて、どこから開こうかしら」
覚悟を決まった女子とは、やっぱり強いものだ。マリは、マウスをカチャカチさせながら、モニターとにらめっこ。
あたしは、心配だった。思えばリョウも最初は気合い入れして、捜査スタートのはずだった。しかし、リョウが崩れてしまったあのとき、あたしはいろんなことを一瞬すごく後悔したのだ。
マリが同じようにならないと決まったわけでは無い。自殺サイトのコミュニティーなんて、決して見ていておだやかなものではないのだ。
ここ数日、一人で捜査に走るあたしは、変な慣れを感じてきている。ああいうたぐいの独特な言い回しや例えを最初は戸惑わずにはいられなかったが、今では解読に必死で、いちいち落ち込むこともほぼ、無い。
マリがいつ悲鳴をあげてしまわないか、あたしは気が気でなかった。無理だけは、してほしくなった。
「マリ、見るのきつかったらいつでもやめていいんだからね、大丈夫??」
あたしはマリの顔色の変化に気づかないことがないように、マリの監視に一生懸命だった。
「ってゆうか、さや、こういうサイトで使われてる単語、むつかしいね。」
なんと、簡素なレスポンスだろうか。あたしは、そんなことを言いながら、モニターに集中するマリのオトコギ的なものに、ちょっとビックリした。
「さや、紅茶かなんか入れてくれない??」
マリのマウスをクリックするスピードは、だんだん速くなる。カチャカチャ。
「わかった!!マリの好きなアールグレイでいい??すぐ入れてくるから!!」
あたしは、キッチンにダッシュして、マリごのみに、濃いめのアールグレイを入れた。
それにしても、マリ、強いな、うん、強いよ。
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兄ちゃんが死んだ夏。 ©著者:マキタ アヤ
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