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8章:老化 (3/3)

「ママ、俺は病気なのかなあ?」



ママのほっぺたを舐めて聞いてみる。



「俺だけ、歳を取るんだ。学校にも行けなかった。空と一緒に、色々したかった。」



ママは黙って俺の頭を撫でる。



ジャーキーを細かくし、お湯で戻して出してくれた。



俺は
その出し汁を舐めるだけで精一杯だった。



「クロ…。」



「なあに、ママ」



「大好きよ、クロ」



「俺だって大好きだ。」


ママも空も。
俺の大事な家族だからな。
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クロ ©著者:A。

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