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6章:いじめ
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学校には行っていた。
休んで変な噂をされるのも嫌だったから。
でも塾は休みがちになっていた。
理由は…途中から一瞬に塾に行っていた子が好きになれなかったんだ。
仕切屋の順子。
クラスも同じで、クラスの中でも目立つ存在。
『私のグループにいたら安心だからね。みゆきちゃん可愛いからグループに入れてあげる。』
『はぁ…』
そんな発言がきっかけで、一瞬に行動するようになった。
……何が安心?
とにかく順子のやることは気に入らなかった。
私のやることや発言をいつもパクり、自分の手柄にする。
皆は順子を尊敬の眼差しで見ているけど…
まぁ良いや。
いつかボロが出る。
順子と私を含め、5人で塾に行き初めた。大抵は2人ずつで喋って、私は一人ボーッとしながら後ろを付いていく。
…つまんない。
別に一瞬にいる意味無いなぁなんて思って、グループを抜けた。
その頃は既に順子の顔を見るのすら吐き気がして塾に行く気がしなかったんだ。
グループの中で一番良く喋ってた陽子にだけは話しておいた。
順子が気に入らない事を。
それが、順子に伝わるのに時間はかからなかった。
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