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16章:片足 (1/1)

16章:片足


その日
私の片足は


動かなかった



引きずって歩いてた



不思議そうに

顔を覗きこまれる




歩くのが
少し苦手なだけだよ



みんな同じ



TVで見る人

お金を持て余している人



私はなんら特別扱いはしない


その人達は
それがあまり好きじゃ
ないみたい



変わりにそれがいいと
言う人もいる


相手がそれがいいか嫌か
ではない


平等に扱っているだけ


人より



とゆうものはない


才能は素晴らしい


だからといって

特別扱いはしない


言葉を話すのが苦手な人


聞くのが苦手な人


苦手は誰でもある


それを特別扱いしない


人を見る本質を
忘れない



だから愛こそ真実



私の片足は


もう片足が優れているだけ


両方同じ足



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魅空 ©著者:魅空

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