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1章:序章 (1/2)

1章:序章

…喫茶店の中…会話している二人組…

A ねえ、知ってる?
B えっ…何が…?
A それに乗ると人が死ぬっていう変な乗り物の噂。
B 変…な乗り物?…はあっ…何それっ?
A …………友達の友達から聴いたんだけど
B よくある話じゃん (笑)
A まだ何も喋ってないじゃん…
B じゃあ聞いてやるよ…面白くなかったらデコピンねっ(笑)
A 茶化さないでよ!
B わかったから、早く言えよ(笑)

つかの間の雑談後…

A 何年か前、いろんな場所で何名かの人が居なくなった事件があっただろっ…
B あ〜、あったねぇ〜。数日間のあいだに十人ぐらい突然消えたみたいに居なくなったって事件だろっ。
A その…話なんだけど…
B いいから! 勿体振らないで、早く言えよっ!
A 実は…あの人達…別々に居なくなったようにニュースでやってたけど、…本当わ…皆…繋がっていたのよ。
B はあっ!? だって…たしか北から南まで全員違う場所で消えたじゃん!? ………待てよそれに一人見つかったって…
A そうっ! その一人が警察に保護された時に…その男が精神科医に伝えてきた話なんだけど…
B ちょっ…ちょっと待てよ! なんでお前が知ってんのっ?
A それが〜、その友達の友達って奴が、その一人が入院している精神科で働いてるんだよっ…

…場面変わり…

アパートの一室 …
うなされながら寝ている男……夢の中…数人の男女…次々と無惨に殺害されていく…顔のアップ…突然目覚める男…全身の汗…息が荒い…

コウタ・ ハァッハァッハァッ!…なんなんだよっ! すんげえ目覚めわりぃ…
…台所に移動…水道を勢いよく出し、顔を何度も洗うコウタ…突然背後から鳴り響く電話…振り向き電話を見つめるコウタ…ためらいがちに受話器を握り、耳元にあてる…

コウタ・はい…

…受話器の向こうから聞こえる男の声…コウタの友人ケン…

ケン・コウタかっ!?
コウタ・そんなでかい声出さなくても聞こえるわ。
ケン・そんな事どうでもいい!早くテレビつけろ!
コウタ・朝っぱらから、なんなんだよ…

…椅子に座りテレビを見るコウタ…テレビのニュースを観て…

コウタ・ハゥッ!…

…愕然となるコウタ…受話器の向こうから…

ケン・見てるのか!?オイッ!コウタッ!聞いてんのかっ!?

コウタ・うっ…嘘だろ!…なんで…ア・イ・ツ…が…

ケン・そうだろっ!やっぱりアイツだろっ!

…テレビ画面に映る人物の写真…ニュースキャスター(NK)に画面が代わり…

NK・…竹山さんは昨日未明…勤務先から…行方不明に…

コウタ・まさか!あいつがっ!?…

…受話器からの声…

ケン・オイッ! コウタッ! 聞いてんのかよっ!オイッ!オイッ!………

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ファイナル コースター ©著者:でぶかっち

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