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8章:横須賀中央 (12/12)

「こんな後悔したくなかった…」


そう呟いて、いずちゃんは手で顔を覆った。


後悔…。


私もいつか後悔する時が来るのかな?


…ううん、私はいつも後悔してるのかも…。


あの日のこと…。


あの手を繋いだこと。


ずっと後悔してる。


もう消えたはずなのに、死んで行くのを見ていたはずなのに、私の頭から消えてはくれない。


…いずちゃんもこんな感覚なのかな。


消してしまいたい過去。


殺してしまいたいあの時の自分。


そう思ってるのかな…。


だけど、そんな中でも誰かを好きだと言えるいずちゃんが私は羨ましいよ。


直樹を好きだって、私も口にしたい。
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かげおくり ©著者:虹

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