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4章:石川町 (2/12)

「うさぎちゃん香水つけてる?」


ラブホに入ると、男がそう言った。


「あ、臭かった?」


「いや、すごくいい匂いでムラムラしてくる」


目尻のシワが深く刻まれる。


「エンヴィっていう香水なんだ」


私のシャツを脱がせる男に言う。


「グッチの?今人気だよね。大人っぽい匂いがうさぎちゃんに似合ってる」


大人っぽい。


その言葉が私の口元を緩ませる。


「やっぱうさぎちゃんの肌はすべすべで気持ちいいなぁ。嫁なんて最悪だから」


ブラジャーの上から顔をスリ寄せて言う男。


当たり前だ、まだ15なんだよ。ババアと一緒にすんじゃねーよ。


そんなことを心に浮かべながら男の頭を撫でた。
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かげおくり ©著者:虹

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