彼女のまりえが風俗に悩む


小言が増える




面倒くさい


それしか感情がなかった




おれは、街で怖いお兄さんにわざとに酔ってる振りをして絡む



しつこくする






ぶっ飛ばされる











泣きながら彼女に電話





まりえ｢今から行くから待ってて｣








まりえはおれが大好き






すぐに駆けつけてくれた








血だらけのおれを見て


理由を聞かれる


いまる｢お客さんに手繋ごうって言われて



バースデー前だからいいかなって思ったらそれがヤクザの女で見つかってボコボコにされた



おれはただ頑張りたいだけなのに


お前も辛いよなもしもうやだったら辞めていぃよ｣





泣きながらおれは喋る





全部嘘













まりえは自分よりも遥かに病んでる人を見るとなにも自分の事は言えない






その心理を突いた










小言は一切なくなった