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3章:家族 (2/6)

『紅子よ
お前は今日から無理して店に出なくてもいいからな』

『父さん…何言ってんだよ
あの店は二人で切り盛りしてきたんじゃないのか』

紅子は
眞一の言葉の意味がわからなかった

『まぁ落ち着いて聞け
今まではこの家も
俺とお前の二人だったから
家の事は何も考えなくたってよかった
だけど今日から
一人増えたから
家の事はお前に任せたいと思うんだよ
店は俺と涼でやっていくから…』

紅子はこの家で
唯一の女性であり
ちゃんと家事もこなせる人間だ
その紅子に
家の事を任せたいと
眞一は言うが

眞一の言葉を遮るように
紅子が口を開いた
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赤と黒の罪〜それぞれの愛〜 ©著者:蝶戯 ちあき

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